長野信濃大町にて 愛を感じた樹林気功体験会

秋たけなわ。紅葉のジャストミートな日に、幸運にも、大変豊かな杜へお邪魔させて頂く機会に恵まれました。ここは上高地などへの玄関口にあたる町。白馬連山や槍ヶ岳の頂が望める、それはそれは美しい土地。そして今回お邪魔する機会を頂けたのが信濃大町の荒山林業さんの杜です。ここは広域に渡り複層林の自然の力を最大限に大切にした、なんとも心温まる風景の杜でした。
人の手が入り管理されているという感じが全然しない、それでいて荒ぶらず。ですから、杜が痛々しくない。とにかく何とも言い難いあたたかな気に包まれているのです。
オーナーの荒山さんは、ご主人が手塩にかけて愛して愛してやまなかったというこの豊かな杜を是非とも後世に引き継いで行きたいとの念いで、様々な取り組みをされています。
今回は荒山さんはじめ,森・杜への念いを共有しておられる同志が、やまんばともののけ姫たちの会と言う会を発足し、今後の杜の生かし方を模索される中での一つの切り口として樹林気功体験会となりました。広範囲な豊かな杜。それだけで幸せになります。あ〜うれし!



この杜のマザーツリーさんにお会いしたいと思い、今回はそちらへ向かうコースでの体験会となりました。
樹林気功の考え方などをお伝えしながら、少しずつブナの木さんのもとへ。

10時スタートで始まった体験会。体ほぐしは心ほぐしにつながります。日頃のストレスを流してしまいましょう。と言うところから、秋の体の整えのこととかお話ししながら、気功しながら、普通に歩けば20分の所を2時間かけて味わっていきました。お昼は薬膳をご用意頂き、これも美味しい。山小屋に来られていた男性4名と共にお昼を頂きました。なんと彼らがキノコ汁を用意してくれてて、ステキ!!!楽しい昼食会!となりました。こういう男性がいいな〜^−^あと、みんなの食器の洗い物までしてくれてて!凄く素敵な男性たちでした。さすが荒山さんの御友達ですね。なんか、いい人ばっかり!

    二人一組の揺らぎ
何がココに効くとかどれが体にいいとか、気をもらうとか、そういう事は一切と言っていい程な〜し。とにかくさ〜、こんなに素敵な杜なんですから、言葉少なに、頭使わずに、溶けてくみたいになってしまいましょうよ。
 300年は優に超えていると思しき堂々のマザーツリー。
                                 時の経つのをしばし忘れる至福の風景です。お会いできて光栄でした。皆さんとマザーツリーさんと。大きなお家に招き入れて頂いたような感覚がした、
このブナさんでした。いつまでもお元気にいてください。


人間生活の邪魔だから、と訴訟おこしたり物言わぬことを幸いに、無造作に大木を切り倒してしまう。枝が落ちると危険だからと道の上の木を切ってしまう。人間生活に手間がかかるから、街路樹は落ち葉が散る前に切ってしまう。
川が氾濫するからと、堤防を作って川の流れをコントロールしようとする。ハチは害を及ぼすから駆除するのが当たり前。カメムシは臭いからガムテープで張り付けて捕まえてポイ。言い出せば本当に限がない人間中心の眼差しの中で、私も人間ですが、でも、だからこそ、むこうの言い分、相手の気持ち、代弁する者が必要なんじゃないかと、いつも感じています。それを感じて、両方向の眼差しを少しでも深めて行くことが樹林気功だと想っています。
荒山さんが生前おっしゃってたのだそうです。無用の用(要要らない、必要無いものは自然界には存在しないという事でしょう。例えばそれは杜の中の朽ちて行く枝や葉っぱ。折れかけた枝の皮との間にはキノコがちゃんと生えていました。一事が万事。近視眼で物を見るのをやめてみたら、どんなに私たちヒトが自然にひどいことをしているかが解るんではないでしょうか。

それにしても、長野まで呼んで下さり、体験の場を設けて頂き、共に念いを共有出来る人にお出会い出来る事はこの上ない幸せなんです。私たちのやって行こうとしている事は、大変マイノリティーな世界です。でも、どうしようもなく、そういう風にしか生きていけない不器用な人間がいろんな地で活動されておられることが、本当に励みになります。皆さん本当にありがとうございました。来年、春の気を味わいに行かせて頂きます。それまでどうぞお変わりなくお過ごしくださいね。